『ザ・選挙』の生みの親である日本インターネット新聞株式会社代表取締役の竹内謙さんが２日、逝去されました。７３歳でした。
竹内さんは朝日新聞政治部記者や政治部編集委員などを務めた後、神奈川県鎌倉市長を務め、日本インターネット新聞社を創業し市民メディア『JANJAN』を立ち上げました。そして2006年７月７日に全国のすべての選挙とすべての政治家のデータベースである『ザ・選挙』を開設しました。

竹内さんは、「国政だけでなく、地方選挙でまともな政治家が選ばれるようにならなければ、日本は良くならない。今のように誰が立候補しているかわからないような状況ではダメだ」と、選挙情報の改革を実現しようと努力されていました。

2011年３月３日、株式会社VoiceJapanが休止中の『ザ・選挙』を引き継ぎ再スタートさせたあとも、たまに事務所に顔を出してはスタッフを労い、『ザ選挙』を温かく見守ってくださいました。
このたびの訃報に接し、なかなか事実として受け入れられずにおりますが、竹内さんの想いを一日でも長く引き継げるよう、これからも努力を続けていきます。
心よりご冥福をお祈りいたします。

『ザ選挙』編集長　高橋茂