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Act18 第1回シンポジウム〜若者×国会議員 18歳選挙権を実現しよう〜

2014/6/20

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6月19日、衆議院第1議員会館において『Act18 第1回シンポジウム〜若者×国会議員 18歳選挙権を実現しよう〜』が行われた。
先月9日衆議院で「憲法改正のための国民投票の手続きに関する法改正案」が可決、今国会での改正案成立が確実視され、18歳選挙権への流れが着々と進んでいる中、当事者である高校生・大学生と国会議員との意見交換、交流を目的として企画された。
開会式では、まずシンポジウム共同発起人・安倍昭恵総理大臣夫人が挨拶。続いて一般社団法人リビジョン代表理事の斎木陽平氏がシンポジウムの主旨を説明した。

 

安倍昭恵総理夫人
開会式で挨拶をする
安倍昭恵総理大臣夫人
斎木陽平氏
進行を務める
斎木陽平氏

安倍晋三総理から
メッセージビデオが寄せられた

D2第1部は、高校生・大学生数名が国会議員1名を囲んでのグループセッション。

参加学生は16歳、17歳等を中心とした高校生約50名と国会議員10名ほど。片山さつき議員や平沢勝栄衆議院議員等が駆けつけ、学生たちと議論を戦わせた。その中で昭恵夫人が参加したセッショングループでは、「テストがないと勉強しないのと同じで、実際に投票ができるようになれば真剣に(政治について)考えるようになる。高校生は、まだ親と話す機会があるので家庭内でも政治について語る良いチャンスになる」と夫人が語ると、それを受けて「学校内の選挙でも、おもしろそうな人、明るい人はウケがいいから当選することが多いけどそれは疑問。実際でも選挙ポスターだけで判断しちゃいけない。(選挙権をもらったら)政策もきちんと確認していきたい」と意見が出た。

他のセッショングループでは学生から「選挙権の前に、まず政治教育が必要なのでは」、「高校生の中には興味がない子も多い。権利だけ与えてもきちんと考える事が出来るのか」という不安を訴える声がある一方で、「今の選挙は、若い人の声が活かされていない。実現する事で私達若い人の事も考えてくれるきっかけになると思う」との意見も聞かれた。

第2部は、斎木氏の進行のもと、「8党合意」の各党国会議員によるパネルセッションが行われた。参加議員は以下の通り。

自民:逢沢一郎 衆議院議員
公明:北側一雄 衆議院議員・憲法審査会幹事
民主:武正公一 衆議院議員・憲法審査会幹事
みんな:和田政宗参議院議員・憲法審査会委員

会場の学生には青と赤の紙が渡され、それぞれYes、Noが挙手できるようになっている。「2016年の参院選に参加したいか?」との問いかけには、ほぼ全員がYesの青の紙をあげた。

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(ザ選挙 編集部)

※詳細と編集長による感想は、6月25日発行の『ザ選挙』メルマガに掲載する予定です。

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